15日間で行く!青森・北海道・ロシアの旅(1日目:仙台編)
9/7(金)から15日間で青森、北海道、ロシアなどを旅してきました。そんな旅行記です。
既に出発から1ヶ月が経とうとしているのが信じられません。マジかよ。
~お品書き(予定)~
1日目 9/7日(金):仙台編 ←イマココ
2日目 9/8日(土):水沢・三沢編(作成中)
3日目 9/9日(日):竜飛編(作成中)
4日目 9/10日(月):青森温泉巡り編(作成中)
5日目 9/11日(火):函館編(作成中)
6日目 9/12日(水):札幌・北小樽編(作成中)
7日目 9/13日(木):南小樽・三笠編(作成中)
8日目 9/14日(金):宗谷編(作成中)
9日目 9/15日(土):稚泊編(作成中)
10日目 9/16日(日):ユジノサハリンスク編(作成中)
11日目 9/17日(月):野寒布編(作成中)
12日目 9/18日(火):旭川編(作成中)
13日目 9/19日(水):夕張編(作成中)
14日目 9/20日(木):仙台港・太平洋フェリー編(作成中)
15日目 9/21日(金):名古屋港編(作成中)
出発
今日は残っていた18きっぷの最後の1回を使って仙台に行きます。いわゆる移動日です。仙台までは直線距離で500km、実際に乗車するのは750km超。
最寄りの大垣駅に着いたというのに、これから半月の旅に出るという実感がサッパリない。大丈夫なのか……???
大垣駅改札。大垣駅はJR東海の主要なターミナル駅のひとつ。始発列車が上り豊橋行き05:01発、下り米原行き05:23発と比較的早く18キッパーには嬉しい。
あたりはまだ暗い。だんだん日の出が遅くなっていき夏の終わりも近づいてくるけれど、旅が始まったばかりの水島の夏はまだまだこれから。
とりあえず東京
大垣駅の上り始発列車、豊橋行き05:01発に乗って東進します。
仙台まで行くとはいえ、水島はよく在来線で東京まで行くので経路の半分以上は慣れた車窓。余裕だぜ。
出発前ギリギリまで荷造りしてたこともあり、余裕ぶっこいてたら眠くなってきた…………スヤァ(。-ω-)zzz
……ハッ(。゚ω゚) 気づいたら西小坂井。よく寝た。豊橋はもう目の前!
07:07豊橋駅着。
愛知県の東の玄関口、豊橋。こんな時間なので通勤通学客でいっぱい。
駅員さんにお願いして18きっぷに下車印を頂き、改札口だけ撮影して急いで乗り換えます。07:11豊橋始発の熱海行きに乗車。
豊橋を出て2駅もすればそこはもう静岡県。
18キッパーにとって静岡県といえば東の鬼門*1。乗っても乗ってもずーーーーっと静岡。ひたすら静岡。快速なんてものはないので普通列車に揺られてちびちび東に進みます。
とはいえ水島は東京行き過ぎて慣れてしまったのでお手の物。確かに静岡は東西に長いけれど、熱海行きに乗ってさえしまえば乗り換えなしの3時間で静岡の東の端まで到達できちゃいます。ということでまた……(´ω`)スヤァ
……ハッ(。゚ω゚) 「次は静岡、静岡」のアナウンスで目覚める。この列車は08:57に静岡に到着してから10分停車します。この隙に下車印を確保。
静岡駅北口のバスターミナルにさくらももこ先生の「静岡市はいいねえ。」を発見。
この旅に出る23日前に亡くなられたばかりのさくら先生は静岡市清水区のご出身。一時期中日新聞で4コマ漫画を連載されていたこともあり、少し親近感があります。ご冥福をお祈りいたします。
列車に戻り再び東進。静岡でほとんどの人が降りたのでゆったりとしています。途中の沼津で降りたくなったけどガマンして熱海へ。
10:21熱海着。
熱海駅前には無料の足湯があります。いつも混んでる気がする。
10:37熱海始発の上野東京ライン古河行きに乗車し小田原へ。定刻の11:00に到着したら今度は11:04小田原始発の湘南新宿ライン特別快速高崎行きに乗り換え、11:33に大船着。
途中、真鶴あたりで東京まであとどれくらいかとおじいさんに声を掛けられました。よくよく聞いてみるとまさかの同郷、大垣のお住まいで、水島と同じ経路でここまで来たそう。まさかの出会いに驚き。
大船では11:36発の上野東京ライン宇都宮行きに乗り換え。これで一気に神奈川、東京、埼玉、茨城を抜けて栃木に突入します。おじいさんとは新橋までご一緒しました。詳しい話はまたどこかで。
大宮以北は乗ったことの無い初体験ゾーンですが、またも睡魔に襲われ眠ってしまいました……(¦3[___]スヤァ
ギョーザの国
約1時間のスヤァから目覚めるとそこは自治医大駅。ついに初栃木!上野東京ラインも辺境(失礼)まで来るとずいぶん閑散としています。
15分ほど揺られて終点宇都宮駅に到着。時刻は14:08。
宇都宮といえばギョーザ!しかし水島は基本的に中華系の料理がニガテという偏屈な舌を持っているためギョーザには一切興味がありません。お前何しに宇都宮来たんだよ。
せっかく宇都宮に来たので代わりに名物レモン牛乳を調達。栃木乳業の製造。
ぶどう牛乳もあった。どっちもむちゃくちゃ甘い。
駅構内にはとちぎテレビのご当地萌えキャラ、「まろに☆え~る」の広告も。
【公式】まろに☆え~る@まろらじ放送決定 (@marronni_yell) | Twitter
まだまだ北上します。14:20宇都宮始発黒磯行きに乗車。
宇都宮駅の発車ホームに駅そばを発見。旅情をかきたてる駅そばは好きです。今度来たときは食べたい。
鬼怒川を渡ったのち、「なんで氏家と喜連川が合併したのに『さくら市』とかいう訳分からん地名になるんだよ!!!!」とブチギレたり、レモン牛乳の正式名称が「関東・栃木レモン」らしいことにへぇボタンを押したり、広がる田園を眺めたりしていたらいつの間にか黒磯駅に到着。時刻は15:10、50分の乗車でした。
いわゆる「宇都宮線」はここ黒磯まで。この先は単に「東北本線」と案内されます。
駅前は工事中。
黒磯駅構内のNewDaysでメロン牛乳を見つけたので購入。メロン味は期間限定らしい。
買ってから気づいたけどつくってるのドトールだった。オイ!!!!!!
パッケージが円筒形のやつはドトール製らしい。
15:20黒磯始発の東北本線新白河行きで人生初の東北地方にむけて出発。
メロン牛乳みたいなカラーリングだなお前。
初!東北地方
新白河駅まではたった5駅、25分。新幹線も停車するみちのくの玄関口です。定刻の15:45に到着。
さて、この新白河駅。実は白河市にはありません。所在地はお隣の西郷村です*2。
奥に見える東横インも西郷村。日本で唯一の"村"にある新幹線停車駅です。
白河だるまの奥に観光案内所がありますが、よく見ると入り口にご当地萌えキャラの「小峰シロ」*3の立て看板が確認できます。存在は前から知っていたものの、乗り換えが9分しかなく急いでいたため訪問時には見逃していました。くやしい…………
15:54新白河始発福島行きに乗車。まもなくして白河市の中心駅、白河駅に到着すると左手の車窓に白河小峰城が見えています。日本百名城。
歴史都市白河、いつか観光に来たい。
白河、矢吹、鏡石、須賀川などでどんどん高校生を乗せ列車はずいぶんと混みあってきました。ちなみに須賀川市は大垣から直線距離でほぼ400km。なかなか遠くまで来ました。
福島行きの列車は途中の郡山で12分停車します。この日は2分遅れのため10分停車となりましたが、下車印を確保し駅前の状況を確認するには十分な余裕。
郡山市は中通り地域のど真ん中に位置する、いわき市に次いで県内第二の人口を誇る重要な都市。鉄道は東北新幹線、東北本線、磐越東線、磐越西線、水郡線が乗り入れており、交通の要衝でもあります。
さすがは人口33万を擁する福島経済の中心地。駅前も発展している印象。
人口34万のいわきは臨海工業と漁業の街、同29万の福島は行政の街と、福島県では主要3市で性格が異なります。
若松行きたいけどガマン。さっきまで乗ってきた東北本線に戻ります。16:45郡山発。
金谷川で福島大の学生らしき若者がいくらか乗り込んでくると、まもなく列車は終点福島に到着。時刻は17:32。福島始発仙台行きが17:35発と3分しかないため、さすがに駅前の確認はできず下車印だけ頂いて急いで乗り換え。これが仙台までの最後の乗り換え……!
仙台到着
宮城県に突入すると栃木以来の睡魔くんと再会し、白石から槻木までスヤスヤ。岩沼、名取と仙台都市圏のベッドタウンを抜ければついに…………
仙台ーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
大都会ーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
8回の乗り換えを経て予定通りの定刻18:58に仙台着。大垣を出てから約14時間の鉄道旅でした。本当はこの先岩手県の北上までは行けるのだけど、今日はここで夜を明かします。
仙台に来たらやっぱりコイツを食べにゃならんだろう。
牛タン。
めちゃ並んでる。金曜の夜というのも関係あるだろうか。65分待った。
優勝!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
めちゃくちゃうまかった。牛タンは人権。仙台愛してる。
仙台西口
仙台市街地の中心は牛タンを食べた東口ではなく西口。どうせ18きっぷで乗り放題なので、仙台駅からあおば通駅まで仙石線に乗車。仙台駅からあおば通駅まではなんとたった400mしか離れていない。
仙石線では石ノ森ラッピング列車に遭遇。
仙石線は仙台と石巻を結ぶ路線。漫画家石ノ森章太郎は宮城県北部の登米市の出身で、その南に位置する石巻市では"萬画"による振興を図っています。石巻は翌日に立ち寄ったので詳しくはそちらの記事(作成中)を見てね♡
仙台が誇る日本最大のペデストリアンデッキ。駅周辺の各地を結んでいます。
利府支線
宿泊費をなるべく安く済ませるため、この旅はネカフェ泊が基本。現在おおよそ21時半。ネカフェはふつう時間課金制だからもう少し時間をつぶしたくて、東北本線利府支線に乗って利府町まで往復することに決定。
まずは仙台駅から東北本線の小牛田行きに乗って2駅先の岩切駅まで。
岩切駅。工事中でした。橋上駅舎にするとか。
駅員さんいらっしゃれば下車印頂けないかと思ったけど窓口は21時までのよう。残念。
25分待って利府支線の列車に乗車。新利府、利府と2駅だけの盲腸線で、仙台とベッドタウンの利府町を結んでいます。
22:41利府駅着。窓口営業は岩切と同じく21時までみたいですが、なぜか有人改札が開いてたのでお願いして下車印を入手。
「途中下車印」、その名称からして「途中下車」という行為が可能である「途中駅」たる駅にしか置いてなさそうな印象がします。しかし連続乗車券を補充券で発券すると1枚の券片で発券されるらしく、したがって折り返し駅まで到達したか否かを区別できるように「盲腸線の終着駅」にも下車印が用意されているそうです。へぇ~~~
利府駅前には飲み屋街も。
しばらく利府駅前をふらふらした後、22:54利府始発の最終列車仙台行きに乗車して仙台に戻りました。来るときに乗ってきた列車の折り返しです。
仙台に戻ったのち、23時半頃には西口側にあるネカフェに入店。シャワー無料でありがたかった。仙台愛してる。
今日の旅はここまで。明日は青森まで向かいます。
18きっぷ
この夏使った18きっぷはこんな感じになりました。
このうち今回の旅で頂いた下車印は豊橋、静岡、熱海、宇都宮、黒磯駅、新白河、(北)郡山、(北)福島、仙台、あおば通、利府駅の11駅でした。
下車印の対応頂いた駅員さん本当にありがとうございました。
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